毎年流行し、防ぎづらいはしか。
はしかの症状、流行と予防接種について解説。
はしかは、ウイルス感染症の一種で漢字では麻疹と書きます。もともとは痲疹という字だったのですが漢字の制限によってこのような字で表現されるようになりました。また、麻疹(はしか)は「ましん」とも呼びます。
はしかの特徴としてその症状もそうですが、伝染する力が非常に強いことがあげられています。私たちの住む日本では、一生に一度はかならずかかってしまうと言われているのがはしかです。はしかの主な症状としては39℃以上の高熱がでることや、発疹がでてくるのがあげられます。
もう一つのはしかの特徴として、はしかには症状がでてくる順番やその潜伏期間などに個人差があまりないというものがあります。免疫がある人やはしかのワクチンにより予防接種している場合は軽度の症状で済むこともあります。ですのではしかの症状のいずれかに該当するようであれば病院などにかかったほうが良いでしょう。
はしかの予防接種として、幼児期にするはしかの予防接種をしっかりすることがはしかを予防する上では大切なことだそうです。我が国では1978年からはしかの予防接種を、定期接種に指定されましたがなかなか浸透されなかったため当時ははしかを流行らせる国として世界的に避難されていました。
現在では医療が充実してきたため、そのようなことは少なくなってきました。世界的にみてもはしかの予防接種は徹底して導入されているため流行するはしかを以前より患者数を少なくすることに成功しています。2006年からは予防接種法の改正があったため日本では、はしか流行を防ぐ手段としてはしかの予防接種がより徹底されるようになりました。
アメリカでははしかの予防接種が一番徹底されており、はしかの症状をだした患者数は年間200人ほどまで減少しているそうです。
はしかの予防接種はなぜここまで徹底されているのでしょうか。それははしかに対する治療法というのが確立していないことがあげられます。はしかは毎年のように流行するのですが特異的治療法がないのが致命的です。対応としては、高熱の症状がでるため解熱剤をだしたりなどのはしかそれ自体を治すものではなく、あくまでも補助的な治療法となっています。
一時期はしかの流行を防ぐ手段としてビタミンAを投与すれば症状の悪化を防ぐことができる、というものがあったそうですが発展途上国におけるビタミンAが欠乏している患者だけ有効なものだと指摘されたということがあったようです。
そのため、はしかの予防接種は必ず受けなければならず、それをしてもはしかの流行を防げない状態なのです。一生に一度はかならずかかるのがはしかです。しっかりとはしかの症状の特徴などを確認しておきましょう。